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hp200LX 2004!

(10/19/2004作成)


 S.U.P.E.Rのドメイン期限切れ(12/14/2004作成)
 NIFTY SERVEのパソコン通信フォーラム、Webへ一本化。FHPPCもWebフォーラムへ移行 (11/20/2004作成)
 大容量フラッシュ認識の高速化 (11/01/2004作成)
 私家版kVZで200LXを最強の環境に! (10/31/2004作成)
 LXで*.mp3再生! (10/21/2004作成)
 ホットスポットでもLX! (10/19/2004作成)
 LXで無線LAN! (10/19/2004作成)
 ドライバなしに1GBフラッシュを認識! (10/19/2004作成)


S.U.P.E.Rのドメイン期限切れ

(11/20/2004作成)
大容量フラッシュ用ドライバACECARD3なども配布しているサイトS.U.P.E.R(http://www.palmtop.net/)が11/19/2004にドメイン期限切れで消失しています。
とりあえずソフトが必要な場合、説明文一覧の方は、http://www.hplx.net/super.htmlで読んで、http://super.hplx.net/anonftp/pub/から直落としですね。


NIFTY SERVEのパソコン通信フォーラム、Webへ一本化。FHPPCもWebフォーラムへ移行

(11/20/2004作成)
NIFTY SERVEのフォーラム、2005年3月をめどにWebフォーラムに移行とのニュースが流れています。
TTYフォーラムを全廃するようです。従って、FHPPCのライブラリは利用不能になります。(データライブラリをWebフォーラムに引き継げた例はないようです)
NIFTYのTTYフォーラムであるFHPPCでは、FHPPCの今後に関してシスオペのNORIさんから意見募集が行われています。Webフォーラムとして存続希望であれば、11月中に意見が欲しいそうです。@nifty会員は残してあるけれど、会議室巡回をしておらず、FHPPCの存続が必要と感じるユーザーはFHPPC MES18へどうぞ。(11/20/2004)

12/06/2004早朝、FHPPC SYSOPのNORIさんからNIFTYに、Webフォーラムの申請書を提出されました。現在FHPPCの18番会議室では、Webフォーラム会議室構成案が話し合われています。

@nifty:インフォメーション:掲示板:インフォメーションにTTYフォーラム廃止の事が正式に公開されました。
@nifty:フォーラム@nifty:ヘルプ:パソコン通信フォーラムについてには各TTYフォーラムの行方が一覧になっています。

FHPPC MES7では、1GB SDカードの話題が集約されつつあります。HP200LXでフォーマットできない1GB SDカードがあるとの報告があがっており、相性リストが投稿で作成されています。(12/14/2004)



大容量フラッシュ認識の高速化

(11/01/2004作成)

LX写真

acecard3によって大容量フラッシュも利用でき、またドライバ不要で1GBのSDカードが使えるといっても、動作が遅くて待たされるようでは使い勝手は良くありません。これについては、niftyのFHPPCで2002年末から2003年にかけて、解決しています。2004!のネタとしてはちょっと遅いですけれど、今はnifty以外のISPでインターネット接続する方がずっと多数ですから、取り上げておきます。

大容量フラッシュの認識が遅くないファイラーとして、楽♪さんのX-Finderがあります。X-Finderのデフォルトの設定では、時間の掛かる部分を省略して認識時間の遅れを起こさないようにしているそうです。MS-DOSのファンクションコール36h(ディスクの空き領域の取得)を使用することで時間がかかっているようです。
X-Finder以外の、たとえばLE.EXMなどで、この処理をしている部分の実行バイナリを無理やり書き換えてしまえば大容量フラッシュの認識に待たされることがなくなります。この書き換えをしてしまうソフトが楽♪さんのusofreeです。ぼくはLE.EXMを書き換えて快適に大容量フラッシュを利用できるようになりました。ただし、ディスクの空き領域の取得処理はスキップされているわけですから、もちろんドライブの空き容量はゼロと表示されます。

空き容量を一々調べるために遅くなるなら、いっそ調べなくても良いじゃないか、というのは道理です。しかもこれが効果絶大なのです。ちょっとファイラーで操作しようとするのに何秒も待たされていたのが、一瞬で画面が出るようになるのだから、空き容量が十分にあることが分かっているならこの方がずっと良いと感じてしまいます。

転載・配布自由とのことですので、当サイトにもusofree R.1を転載しておきます→get softwareUSOFREE.LZH (12,565bytes)

さらにこれを推し進めて、int 21H ah = 36Hをトラップして時間のかかる処理を省略してしまう常駐ソフトが、 TaniYAN!さんのTRAP36です。
niftyにしかないようでしたけれど、作者のTaniYAN!さんのサイトで昨日公開されました。

転載、再配布自由とのことですので、当サイトにも転載しました→get softwareTRAP04.LZH (3,957bytes)

実行バイナリの書き換え等の手間がかからない上、内蔵Filerでもフラッシュ認識を高速化できます。また、CapsLockで一時的にOFFにできるので、本当に空き容量を知りたいときでも問題ありません。
もはや大容量フラッシュの利用には欠かせないツールです。これによって、LXで大容量フラッシュを使うと最初の認識が遅くて非実用的だということがなくなりました。


私家版kVZで200LXを最強の環境に!

(10/31/2004作成)

LX写真

タマの猫ハウスさんのVZの部屋で、H.Konnoさんが、高橋版VZをベースにした私家版VZを作られています。

hp200LX向けに、

といった特徴があります。
高橋版が必要ですので、事前にテキスト主義の楽園や、VZ resourceV for VZなどから高橋版VZを入手しておきます。オリジナルのvzibmj.comを高橋版にして、その後kVZへと差分を当てます。
このVZの話題は新掲示板の方にあります。今までXP等のNT系で常駐kVZはコマンドラインがらみで不安定な所がありましたが、最新版では安定したそうです。ぼくはWindowsをあまり使っていないのでそちらは良く分かりませんが、興味のある方はそちらもぜひ試されてはいかがでしょうか。人柱募集中のようです。


LXで*.mp3再生!

(10/21/2004作成)

LX写真

1GBのSDカードが使えるのですから、ヴォーカル曲をたくさんリッピングしてLXに入れて再生したいものです。というわけでhp200LXをiPod miniのようにというネタです。
画面はX-FinderでROXY MUSICのPYAJAMARAMAを再生しているところです。BRYAN FERRYの歌声がLXから流れます。残念ながらLXのスピーカーで再生すると大分ノイズ交じりでiPod miniの替わりとはいきませんけれども。歌詞がちゃんと聴き取れるくらいには再生できています。ファイルサイズもエンコードのパラメータによりますけれど、1曲2-4MBくらいですから、1GBフラッシュなら300曲くらいはLXに入れて持ち歩けていつでもどこでも再生できます。

え、8MHzの80186CPUでmp3再生なんて到底不可能だから、そんなのは嘘だろうって?ではリッピングからLXの再生までご説明しますので眉に唾を付けて読んでください。ぬか喜びは禁物です。



LX写真 まずはリッピングからです。今回は試しに、遊佐未森のsmall is beautiful、原マスミの夜の幸、ロキシーミュージックのVIVA! ROXY MUSICの3枚をリッピングしてLXに入れてみました。
リッピングはWindowsの定番ソフトのCD2WAV32で行いました。

ポイントは、「出力の方法」をWAVファイル出力に、「WAVファイル出力設定」を出力フォーマットPCMに、「サンプリングレート、ビット数、チャンネル」を8.000kHz 8ビット モノラルにすることです。曲数分の*.WAVファイルができます。LXで使えるように8.3形式DOSファイル名になるようベースファイル名を指定すると良いでしょう。
こうしてできたWAVファイルを以下のバッチで*.mp3にします。


以下----------makemp3.bat

ren *.wav *.
for %%F in (*.) DO ren %%F %%F.mp3
以上----------makemp3.bat


LX写真 これは母艦PC上で聴くと非常に音質の悪い*.WAVファイルです。たとえば、CD2WAVの設定で22.000kHz 8ビット モノラルで*.WAVファイルを生成すれば、母艦PC上ではそれなりに聴ける音質になりますけれど、LX上では大差ないので、ファイルサイズが小さい方が良いと思います。
試しに、遊佐未森のsmall is beautifulと原マスミの夜の幸を8.000kHz 8ビット モノラルで、ロキシーミュージックのVIVA! ROXY MUSICを22.000kHz 8ビット モノラルで変換した場合のファイルサイズは以下の通りになりました。


 Volume in drive A is AM
 Volume Serial Number is 3D49-1E0B
 Directory of A:\MP3

MAKEMP3  BAT        50 04-10-20   22:33
HARA_10  MP3   2577148 04-10-20   22:05
HARA_09  MP3   2311010 04-10-20   22:05
HARA_08  MP3   1245928 04-10-20   22:05
HARA_07  MP3   3200944 04-10-20   22:05
HARA_06  MP3   2196342 04-10-20   22:04
HARA_05  MP3   3593376 04-10-20   22:04
HARA_04  MP3   2669202 04-10-20   22:03
HARA_03  MP3   1676334 04-10-20   22:03
HARA_02  MP3   2035486 04-10-20   22:02
HARA_01  MP3   2048606 04-10-20   22:02
YUSA_12  MP3   2722750 04-10-20   22:00
YUSA_11  MP3    796536 04-10-20   21:59
YUSA_10  MP3   2453732 04-10-20   21:59
YUSA_09  MP3   2235490 04-10-20   21:59
YUSA_08  MP3   2160608 04-10-20   21:59
YUSA_07  MP3   2160396 04-10-20   21:58
YUSA_06  MP3   3153156 04-10-20   21:58
YUSA_05  MP3   1999752 04-10-20   21:58
YUSA_04  MP3   2275064 04-10-20   21:57
YUSA_03  MP3   2481146 04-10-20   21:57
YUSA_02  MP3   1908018 04-10-20   21:56
YUSA_01  MP3   2477946 04-10-20   21:56
ROXY_08  MP3   5277932 04-10-20   22:46
ROXY_07  MP3  11111186 04-10-20   22:45
ROXY_06  MP3  14053244 04-10-20   22:45
ROXY_05  MP3   6491564 04-10-20   22:44
ROXY_04  MP3   4026374 04-10-20   22:44
ROXY_03  MP3   9386582 04-10-20   22:44
ROXY_02  MP3   4781954 04-10-20   22:43
ROXY_01  MP3   6278414 04-10-20   22:43
       34 file(s)  111786270 bytes
                   265486336 bytes free

LX上でこれらの*.mp3ファイルを再生するには、WAVEPLAYでは不可能です。でじやまさんのWVPを使用すれば再生可能です。
X-Finder上で再生する場合の設定は、X-Finder上でF7を押して環境定義ファイルを以下のように編集して拡張子mp3とwvpを対応づけます。
#X-Finder環境定義ファイル
(中略)
.bmp .jpg .gif
	,f	,lxpic %c
.fax	,f	,fview %c
.mid	,f	,lxmidi -n1 -x -s -o16 %c	#mid演奏(倍速)
.snd	,f	,playex %c			#snd演奏
.wav	,f	,waveplay -a3 %c
.mp3	,f	,wvp -b1000 %c
.puz	,f	,xword %c
.eva	,f	,eva %c
(後略)
通常のWAVファイルはWAVEPLAYで、巨大なWAVファイルはWVPで再生するため、拡張子を*.MP3に変えたわけです。もちろんmp3エンコードしたわけではありませんし、LXでMPEG Audio Layer-3のファイルを再生できるわけでもありません。(@q@)バキ☆\(-- )

実際試してみると、ノイズ混じりとはいえ、歌詞も聞き取れますし、ファイルサイズもmp3化するのと同等の大きさになります。正直オーディオプレイヤーと言える音質ではありませんけれど、ちょっとネタにして楽しむには十分だと思います。ぜひ試してみてください。


ホットスポットでもLX!

(10/19/2004作成)

LX写真

部屋で使うなら有線LANでも十分ですけれど、やはり出先でFREESPOTなどの無線LANを使いたいところです。
Ethernet無線LANコンバータ用の電源確保が問題です。WLCVR-11は5V電源なのは良い(実はメルコは3.3Vなので買わなかった)ですけれど、統一プラグではありませんでした。幸い、引出を捜すと、該当するUSB電源ケーブルを持っていました。たしかスイッチングハブ用オプションを安く売っていたのを買った記憶があります。
ノートPCならUSBポートがありますけれど、LXにはありません。そこで単三電池4本を入れる「JTT USBバッテリーパック」というケースをモバイル専科で調達しました。


LX写真 シリコンハウス共立で、ジャックとプラグを買ってからモバイル専科に寄ったら「JTT USBバッテリーパック」があったので調達したのでした。共立で買った安価な部品で5Vの極性統一プラグからUSBへの変換アダプタをでっち上げておきます。これでパワーバンクやZaurus用ACアダプタからも給電できるようになりました。

早速FREESPOTで実験です。ところが、DHCPでIPをうまくとれません。バッチの中でDHCPでもらえる情報が欠けていたら、192.168.0.1をG/Wにして適当なIPを設定するようにしていたのですけれど、DNSで名前を引けません。iPAQ h4150で確認したとこと、192.168.11.88のようにIPを割り振られていました。pppkitで手動で設定します。Ethernet無線LANコンバータの設定はLinux ZaurusのNetfrontで済ませてあります。LXで無線LANするのに他の小箱総動員で設定している状態です。ううん、iPAQ h4150あたりだと全部自動で繋がる上、コンパクトな本体だけで済みます。hp200LX + LANカード + WLCVR-11 + USBバッテリーパックという組み合わせを喫茶店のテーブルの広げると、Lets's note R2あたりのノートPCの方が場所をとらないかも、と思ってしまいます。

・・・けっこう無理やりでも、LXで出来ることに意味がある、ということにしておきましょう。


LXで無線LAN!

(10/19/2004作成)

LX写真

いまどきの小箱は無線LANが使えるのが常識です。hp100/200LXでは残念ながら無線LAN PCカードのDOS用ドライバがないため使えません。
使えません、で終わりではさみしいので、LXで無線LANに挑戦です。
LXで有線LANは使えます。ぽんばしPC ONE'Sのワゴンセールで400円で買ってきたLANカードが普通に使えています。というか、ぼくは毎日LXにこのLANカードを挿して残り少ないNIFTYのttyフォーラム巡回を行っています。
そこで、「無線LAN Ethernet変換アダプター」を買ってきました。メルコやアイオーの商品があります。ヨドバシを覗いたらcoregaの製品が一番安くて最軽量だったので、coregaのWLCVR-11を買ってきました。


LX写真 ごそごそと設定します。設定はWEBブラウザから行うのですけれど、LXのBobcatだとログイン画面 OKが押せずに先にすすめませんでした。とりあえず母艦PCのfirefoxでESSIDやWEPキーなどの設定をしてしまいます。LXにLANカードを挿し、LANケーブルでEthernet変換アダプターにつなげます。アダプターにACアダプタから電源供給して、試しにtelnet経由でNIFTYのttyな会議室を自動巡回してみます。難なく成功しました。


LX写真 その後、pop3でメールチェックしたり、2chdosでにちゃんねるを読んだりしてみました。快調です。


LX写真 こんな簡単にできるんだったらもっと早くやっておけばよかったと思いました。


ドライバなしに1GBフラッシュを認識!

(10/19/2002作成)

LX写真

ハードウェア付属ドライバATA.SYSや汎用ATAフラッシュドライバacecard3によって、最近の大容量フラッシュもhp100/200LXで読み書きできるようになりました。しかし、ドライバなしに認識できるのはRAMStarの512MB CFが最大です。このCFはLXで使っているとファイルが壊れることがあり、不具合なしにLXで認識するのはハギワラシスコムの384MB CFでした。ATAコントローラとの相性のため、これ以上の大容量フラッシュはacecatd3ドライバ経由で読み書きする必要がありました。このように後から組み込むドライバ経由だと、Cドライブが飛んでドライバが失われるとフラッシュの読み書きが一切できなくなる、という危険性があります。

ところが、1GBのフラッシュを200LXがドライバなしに認識できることを先日てーとくさんに教えていただきました。
CF形SDカードアダプタを利用すると、200LXでfdisk100とformatできてしまうそうです。


LX写真 かつて高速タイプ512MB SDカードをなんとかLXでそのまま認識できないか挑戦してどうしても無理だった経験があるので、半信半疑で試してみました。
PLANEXの縦挿し型SDカードCFアダプタでSanDiskの1GB SDカードをfdisk100及びformatすると、見事200LXで認識しました。Panasonicの横挿し型SDカードCFアダプタを買ってきて、512MB SDカードに再挑戦するも、512MB SDカードはどうしてもLXのfdisk100で認識してくれません。128MB SDカードや256MB SDカードは登場時に動作報告があったかと思いますけれど、fdisk100できました。当時SDカード-PCカードアダプタではLXで大きなファイルのコピーなどをしたときに途中で失敗するような症状がありましたけれど、CF型アダプタの場合安定しているようです。
ぽんばしに行ってPC ONE'Sで1万円ちょっとの1GB SDを買おうとしたら品切れでした。仕方なくTranscendの1GB SDカードを1万五千円弱で買ってきて200LXで試します。最初fdisk100できませんでしたけれど、挿しなおしたらfdisk100が通り、format後無事LXで使えるようになりました。


LX写真 1GB SDカードは、TranscendもSanDiskも普通にAドライブとしてブートして、LXで意外にさくさく使えます。いわゆる45倍速SDのTranscendはマシンパワーのあるiPAQ h4150の方に回して、SanDiskの1GB SDカードをLXで常用することに決めます。縦挿し型CFアダプタだとはみだしてしまうので、横挿し型CFアダプタを利用します。


文市の小箱茶室 ケーキ小箱LX-[LX2004]/ 紅茶読書自転車好み他伝言板リンク

文市(あやち)=青野宣昭