文市の小箱茶室ケーキ小箱LX紅茶読書[自転車]-[輪行2]\ 好み他伝言板リンク

 

登尾峠越え出石・城崎へ


福知山行始発

10/13/01 6:19:40
6時10分尼崎発福知山行各駅にギリギリ間に合いました。30分前に部屋を出たけれど、玄関でタオルを忘れたことに気づき部屋に戻ったのが原因。朝食もとってコーヒーもたてて万全の朝だと思ったけれど、自転車でJR尼崎まで来るのが初めてで道がわからずペース配分も読めませんでした。起きがけのダッシュで一汗。福知山からはゆっくり走ろう。
10/13/01 6:52:22
三田を過ぎると田んぼの中にコスモス畑が少し見えます。武田尾や道場ではガスが凄くて、山に走りに行くのは失敗だったかとあせりましたが、朝もや程度だったようで、朝の日差しが綺麗です。部屋を出たときは夜明け前で、あわててライトをハンドルバーに取り付けたものですが。
10/13/01 7:36:52
谷川で8分停車。
ちび輪バッグに入れたBD-1Cはドア横に置いてマジックテープ(ベルクロ)で転倒防止しておきます。
輪行写真
車両はモハ117-304、他に置けそうな場所は見当たりません。
10/13/01 7:43:12
上りの北近畿とすれ違い、谷川発車。
輪行写真
終点福知山まではまだ30分ほどあります。今日の行程をチェックしておきます。

福知山から登尾峠へ

10/13/01 11:16:38

輪行写真
福知山駅を降りて体操、BD-1Cの組み立て。

輪行写真
福知山駅から、線路の反対側に出る道がよくわからずちょっとうろうろ。
サイクロコンピュータがうまく動いていないようなので、誰もいない広い歩道に止まってチェックします。ワイヤレスなので、電波がとどいていないのか?昨夜のようにゆっくり車輪を回すと認識している模様。どうやらセンサーとスポークにつけたマグネットとの距離が遠いためと判断、調整するとうまく動き出しました。
延々とゆるやかな上りと平坦な道の繰り返し。これは意外につらいものです。
1時間ほど走って、里の駅という所で缶コーヒーを飲んで休みました。

輪行写真
坂道がだんだんつらさを増していきます。登坂車線があるあたりでは、雨も降って来て、ちょっと自信喪失します。まあ汗で既に十分濡れているので、それはかまわないけれど、本当に峠越えできるんだろうか。
と、突然目の前に登尾峠トンネル出現。え、もう終わり?これから本番の急坂かと思っていました。
峠へのアプローチはいつまでもゆるやかな坂道でつらかったけれど、峠を越えた瞬間の感動は素晴らしいです。思わずガッツポーズ。そのまま、本当に風になって下り坂をブレーキとコーナリングで抜けて行きます。最高!
出石川に沿って走る道では晴れてきて日差しが背にあたります。峠直前の雨とガスはなんだったんだか。

出石そば

輪行写真
出石の町に入ります。
輪行写真

輪行写真
城址横の稲荷の階段を、BD-1を折り畳んで持って上がり、途中のそば屋で皿そばを頼みます。

輪行写真
出石のそばは玄くて好きです。つゆにつけてそばをたぐります。わさびやねぎはパス。玉子があるのでそれは追加の五皿のときにトッピング。
まだ午前中なので、そば湯を頼むと「まだちょっと薄いんですけれどよろしいでしょうか?」と恐縮して持ってきてくれます。ふぅ。確かにえらくうすいなあ。でもそば湯はあったまります。香りはしっかり楽しめるし。ふぅ。

河原道をのんびり

10/13/01 13:06:08
出石から豊岡までは川沿いをのんびりポタリング。
輪行写真
ときどき河原の土手に自転車を持ち上げて景色を眺めます。

輪行写真
豊岡の街から河を渡り、円山川の土手を玄武洞を目指します。
輪行写真
この玄武洞への河原がとてもとても気持ち良い。山陰本線で城崎方面に向かうときに、いつも飽きずに車窓から眺めた河。車窓からだと、自分の好きなだけじっくり眺めることができません。いつか電車を降りて河原を歩きたいと思っていました。今日の行程の決め手となったのがこの河原です。

輪行写真
今日は自分のペースで河を眺められます。そしてときに河原に降りてバッタがチキチキチキと跳ね回りモンキチョウがタンポポの周りを舞う中で寝転がって微風に身体をまかせられます。

輪行写真
草の匂い、虫の声、太陽の光の肌の暖かさ。とっても幸せ。
10/13/01 13:13:38
今日は反射型モノクロの機種-LXとm500だけです。都会ではsigmarionIIはおもしろいけれど、こうして青空の下でぷちぷちしたいのはLXです。
10/13/01 13:15:44
サイクルコンピュータは今日初稼働。最初福知山駅周辺では速度が常に0km/hで、おかしいと思ってマグネットの位置をセンサーのピタリ正面に調整したら、とたんに速度表示が始まりました。
昨夜部屋でタイヤ周長を二度アバウトに実測した結果135cm/回転で設定しています。出石まで走って42km。丁度マラソンの距離です。
ハンドルバーからベルを取り外し、ワイヤーロックを巻き付け、サイクルコンピュータ表示部を設置、ベルのかわりの鈴はサドルの下です。今度はもっと音色の良い鈴を探して、ハンドル近辺に取り付けたいなあ。
先週90kmほど走ったときは、バックパックに入れたワイヤーロックなどの重さで腰が疲れたので、今日はウエストポーチをフロントバッグ代わりにハンドルバー前面に設置し、LX等はそちらに放り込んでいます。
昨日買った帽子は正解だったようで、今日は走行中いつもかぶっています。
峠で降られた雨で、少しドロハネがあります。BD-1Cは白いボディなので目立ちます。城崎に着いたら綺麗に拭いてやろう。
10/13/01 13:25:27
河原では、遠くで小さな姉妹が遊んでいます。他に人影は見えません。
対岸は車道があり、ツーリングのバイクの集団が走って行ったりしています。

輪行写真
しばらくお昼寝。

愛車の名前

10/13/01 13:27:15
BD-1Cは名前をつけかねています。
もともと、BROMPTONなんかと比べて、前輪のフォーク周りはぼくのもっている自転車のイメージとかけはなれています。あまり愛称をつけようという気になれなかったのですけれど、実車は意外と格好良くて、出かけても写真を撮りまくっています。
「しぃーちゃん」にしようかとか、Birdyと呼ぼうかとか、最初の日に考えたのですが、どうも決め手に欠けます。
姫路から武庫川まで100km近くを走ったら、その夜、乗っているときの感覚−両腕に受ける振動や、スピード感や、跨がった感触を一晩寝ながら持続してしまいました。
翌日、ふと名前を思い付きました。

「その川はね、その川の名は、コハク川。あなたの本当の名前は、コハク川」

こうして、BD-1Cは正式名「ニギハヤミコハクヌシ」となりました。

気分によって白竜号とか、ハクちゃんとか呼んでいます。

輪行写真


城崎温泉

10/13/01 15:14:09
城崎到着し、すぐ特急指定席をとりにみどりの窓口へ。

輪行写真
「北近畿12号で荷物置き場に近い席を」
「今日は来る人ばっかだから、ガラガラ。自由席の一番後ろの席に入れればいいよ。スーツケースくらいの大きさでしょ?」
「あの折り畳み自転車です。」
「小ちゃいねえ。だいじょぶ大丈夫。乗車券もいる?」
というわけで、特急券自由席と乗車券を買い、城崎外湯へ。前に来て良かった一番奥の鴻の湯へ。
「あら、自転車で。どこから〜?」
「今日は福知山からです。福知山まで汽車で。」
「あらそんなにちっちゃくなる自転車なのねえ」
汗を流して身体を洗い、露天でのんびり。
気持ち良〜い。
空いている内湯へ戻り、脚や腰のストレッチを一応ためしてみます。

輪行北近畿12号

10/13/01 15:21:06

輪行写真
駅員さんのアドバイス通り、自由席の一番後ろの背もたれと壁の間にハクちゃんを入れます。で、かにずしとお茶で早めの夕食に入ります。
今日は、いや今日も、疲れたなあ。65kmくらい走っただろうか。サイクロコンピュータを取り出すと、69.12km。福知山駅でうろうろしたのを入れれば70kmです。他に、朝晩の尼崎駅往復もあるので、80kmくらいかも。
平均19.1km/h。瞬間最大93.8km/h。・・・って、え!?嘘だろ。たぶんこれは計測間違いでしょう。たしか峠越え直後に40km/h程度だしたのが最高速のはずです。
10/13/01 16:56:58

輪行写真
車内販売が来たのでジュースをもらいます。ポンジュース150円。おいしい。
でも、「POM愛媛みかんジュースβ」と書いてあるので、ベータ版かと思ってしまうなあ。
(β-クリプトキサンチンがたっぷりらしいです)
10/13/01 17:14:10
身体はすっかり疲れて、検札に起こされるまで爆睡していたくらいです。
けれども、まだ、あの疾走感から離れない。体力さえあればもっと走っていたいです。
両の手で握ったハンドルから伝わる振動を、流れる路面を、吹き抜ける風を、忘れられない。
仮免をとって自動車の路上教習を受けたときの、自分では制御できないものに乗っている絶望的な恐怖感とは対照的に、自分でコントロールしている快感があります。
ママチャリと違うのは、腕と手に疲れが出ることです。前傾姿勢をとると、腕力が必要になるみたいです。学生の頃から全くスポーツをしていないので、腕力は、まったく鍛えていない、弱いところです。
10/13/01 17:53:10
トンネルを抜けて宝塚に着くと、外はすっかり夜になっています。6時なのに、陽の落ちるのが早くなりました。
晩飯どうしよう・・・って、もう食べたのか。
ジュースもガブ飲みしているし、先週からの自転車遊びで、ダイエットになっていないことだけは確かではないかと思われます。身体は使っているので、なにか全身が活性化されたような気持ちにはなるので良いのですけれども。
そろそろ尼崎です。輪行の終わりが近づいています。靴をはいてぼちぼち準備します。

サイクルコンピュータのデータ:
Time 3'58'31
Average speed 18.8
Maximum speed 93.8(たぶん39.4)
tOtal 74.9
D74.93


文市の小箱茶室ケーキ小箱LX紅茶読書[自転車]-[輪行2]/ 好み他伝言板リンク

文市(あやち)=青野宣昭