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耶馬渓

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小倉

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昨夜小倉駅を降りると、祭でした。若者中心に太鼓とかけ声であちこちで盛り上がっています。各グループが繁華街をねり歩くので、自転車担いで歩くのに難儀する人混みです。一蘭でラーメンを食べ、さんざん探し回ってようやく見付けた北九州唯一のカプセルホテルは満室でした。やむなくサウナで入り、手早く風呂を浴びた後仮眠室を確保します。祇園祭で仮眠室もすぐに一杯になり、翌朝見るとあちこちの床に寝ている姿が大勢いました。仮眠室も飲み屋が隣で消灯後も明るくうるさい状態でした。気にせず寝ましたけれど、睡眠は浅く、朝は4時前に起き出して朝風呂に入り、充電をしながら時刻表を繰って夜明けを待ちます。5時にサウナを出発、駅で唯一開いていたコンビニでおにぎり等を調達して日豊本線始発普通列車に乗り込みます。


メイプル耶馬サイクルライン

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中津駅で下車、観光案内所はまだ開いていません。駅前の地図を眺め、用を足してから出発。国道を南下します。向かい風、スピードが出ません。昨日の疲れか睡眠不足か、とにかく朝からへたれています。やがて山国川沿いになり、そうして目当ての「メイプル耶馬サイクルライン」を見付けました。旧軌道跡だそうで、いい感じの道です。周囲の景色も良く、サイクリングロードで一番と言われるのも頷けます。


青の洞門

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サイクリングロードを走ると、左折で「青の洞門」「羅漢寺」の標識が出ています。そちらへ進むとすぐに青の洞門でした。ここは禅海和尚が一人で鑿と槌で穿って掘り進んだといいます。最初は一人でも、30年の年月を経て、開通したのだから大したものです。
青の洞門を行きつ戻りつして眺めてから、奥へ進みます。ついでだから羅漢寺も見てみようか。



羅漢寺

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向かい風の中を走り、羅漢寺へ。自転車を下に停め、石段を登ります。上まで登るリフトがあるようです。たいした距離ではないだろうと歩いて登ります。なかなかきついです。自転車とは使う筋肉が違う感じです。上まで上り、五百羅漢や千体地蔵にお参りします。

耶馬トピア

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道の駅耶馬トピアで朝食パート2の丸天そばをすすります。だしがうまいです。満足。500mペットボトルのかぼすちゃんを買って出発です。


鉄道跡サイクルライン

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サイクリングロードを進みます。大半が線路の跡をアスファルト舗装したものなので、斜度がゆるやかで走りやすいです。向かい風がつらいところです。 夏の景色は素晴らしく、ときどきトンネルのある自転車道を走ります。途中頼山陽の詩碑が立っていました。耶馬の渓、筆舌につくし難しと筆を投げたと言います


コアやまくに

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サイクリングターミナルの隣はずいぶん立派な建物「コアやまくに」です。図書館や役場、シアターやアトリエ、スケート場などがあります。さらに横には重要文化財の神尾家住宅が立っていました。水分を補給します。カフェで食事ができるか聞き、大盛りカレーを頼みます。出てきたカレーに大満足、これこれ、白いごはんをいっぱい食べなきゃエンジン回らないよ。これから峠だもんな~。


大石峠

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自転車専用道はやまくにサイクリングターミナルで終わった様子です。国道に出て、日田を目指します。鉄道跡のサイクリングロードの斜度は控えめでしたけれど、一般道は普通にゆるやかな坂道です。ゆるやかだけれど、なんかきつい。やっぱ今日もへたれてる~。木陰を見付けて、歩道に座り込んで水分補給します。食べたばっかりなので少し胃腸を動かして吸収させないと。ふと振り返ると、けっこうきつい坂道でした。あら、きついわ。しかもこの先さらに急になっているし。登尾峠みたいな感じかな。あらためて出発、無理せず坂を上ります。案内図ではトンネルになっていたから、旧道の峠みたいなきつさはないはず。登坂車線が現れてしばらくしてからトンネルの入口が見えて来ました。トンネル内もおとなしく歩道をゆっくり上って抜けたところに大石峠の標識がありました。ここからは下りです。


Renge

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路肩の狭い道を下ります。恐い下りを走って走って、日田市街です。まだ午後1時です。昨日とは逆です。駅前まで行き、観光案内所のおねーさんに自転車での日田観光のおすすめを聞くと、豆田町が古い街並みなので自転車で行って周辺を歩くと良いそうです。
まずは自転車を置けると言う天領日田史料館に入って涼みます。すごい勢いで説明員が説明してくれます。自転車で少し回って、廣瀬史料館に入ります。三奪私塾で有名な廣瀬淡窓の弟の廣瀬久兵衛などの活躍の結果、様々な道具が残されているようです。説明がとにかく面白かったです。
Rengeという紅茶屋さんに入ります。本日のケーキを尋ねたら、二種類も返事がありました。さらに「きなこのアイス」もあるというので、そちらにします。
ガラスポットのウバ茶とミルクが出てきました。きなこアイス、おいしいです。ウバ茶もおいしい。日田侮りがたし。


豆田町

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日田温泉街の側まで走り、温泉に入るホテルを物色します。なんとなくどことも波長が合わず、結局スルーして豆田町側に戻ります。
草八というそば屋で「みゆき弁当」を頼みます。そばはいいねえ。


今日のルート

ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ(trk40718.trk trk40718.zip 15,731bytes)をカシミール3Dで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
この二日間で、距離は143km、移動平均速度は15.9km/h、移動時間8h56m、停止時間4h23m、全体平均速度10.7km/h、最高速度50.6km/h、総上昇量1840mでした。
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文市(あやち)=青野宣昭