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2006/08/12 餘部

輪行写真


Link:2006/08/12 05 お盆
Link:2006/08/12 10 餘部
Link:2006/08/12 11 餘部鉄橋
Link:2006/08/12 11:37 鎧駅
Link:2006/08/12 12 かえる岩
Link:2006/08/12 12 安木浜
Link:2006/08/12 13 ハサカリ岩
Link:2006/08/12 14 城崎温泉


2006/08/12 05 お盆

輪行写真
夏休み明けのドタバタ仕事の週が終わり、週末になります。福井あたりに足を延ばそうかと天気予報を見ると雨です。うーん、自転車はやめとくかなあ、などと思いつつ、寝てしまったようです。
目覚めると朝5時、曇りです。兵庫県は雨は降らないんだな。せっかく5時に起きたんだし、来週は飯田線リベンジで自転車抜きの週になるから、どっかいくかと、Bianchi Fretta monocoqueを持って5時半に部屋を出ます。世間はお盆休みだろうから、お盆の混雑や休業を避けた方がいいなあ。甲子園口駅へ行き、パタッと折り畳んで輪行です。折りたたみは楽だな。改札で青春18きっぷに日付印をもらいます。deuter Crossbikeに時刻表に着替え、朝食用のパンも放り込んで出てきました。時刻表をたどり、香住かな、と目的地を定めます。尼崎まで移動し、福知山線に乗換。以前は福知山線普通の一番列車で行くと福知山で接続が途切れていたはずですけれど、今では香住まで乗り継げるダイヤに変わっているようです。福知山ー出石ー城崎コースは接続がないから丁度いいと思って行ったコースだったな。してみると時刻表に影響される趣味ではあります。
車窓を眺めながらうとうとします。
福知山で豊岡行に乗り継ぎ、座ると爆睡、豊岡です。30分ほどあるので外に出て買い物をします。水と、食事はどうしよう、かにすしがあるけど、飽きたな、昼までに戻って来るか、念のためマンゴーゼリーを一つ調達しておきます。
少しぶらぶらしてからホームに戻ります。うわ混んでる。お盆というより夏休み18きっぷのシーズンだからかな。
時刻表をよくよく眺め直すと、香住行は間に合わず、次の浜坂行が接続列車でした。ボケてる。うーん、どうしようかな。浜坂まで行って戻る行程と、餘部で降りて戻る行程のどちらでも良いけど、餘部にするかな。鉄な人なら旅慣れているだろうから、行動の予測がしやすくて楽な気もします。

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2006/08/12 10 餘部

輪行写真
山陰線は城崎を過ぎると山陰海岸地帯の山中に入ります。海が近いはずなのに山ばかりの土地です。竹野で少しだけ乗客がおり、壁際に自転車を置けました。列車の車窓からは、鎧の手前が絶景となります。餘部駅でホームに降り、自転車を組み立てます。ホームではオレンジカードが販売され、家族連れが散策し、ちょっとした観光名所風です。

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2006/08/12 11 餘部鉄橋

輪行写真
細い崖道を押しながら下に下ります。家族連れに気を付けて慎重に下ります。子供は機敏に下りるのに、親はふらふら危なげです。
やっと町まで下りて乗車、macbearさんに倣い、海まで行って写真を撮ります。



輪行写真
鉄橋の下にも、観光客が散策しています。以前てるすたえきちょとあいぼりいさんに連れられて来たときは誰もいなかったのに。

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2006/08/12 11:37 鎧駅

輪行写真
鎧まで一走りします。国道から鎧駅まではずいぶん下ります。
鎧駅は、周囲を山に囲まれた小さな漁港を見下ろす崖にあります。海の色はおどろくほどあおいです。
ここは、ぼくが好きな駅の一つです。
餘部も改札口などない駅で、ホームと徒歩道がそのまま続いていますけれど、鎧はホームが景色の一部となって美しく佇んでいます。餘部鉄橋の無骨な鉄骨より、よほど好ましい光景です。
鎧駅から港まで下りる坂道はぶっとびの急坂です。椅子に腰掛けるように道に座れます。舗装道の斜度としては極端なものですけれど、こうした地形の場所では珍しくありません。今日は自転車で下りたりしません。危ないし、激坂行脚はこれからたっぷり楽しめるはずです。

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2006/08/12 12 かえる岩

輪行写真
鎧から国道176号に戻る登り坂を淡々とこなし、国道を先に進みます。カニ旅館の立ち並ぶ香住温泉です。香住の町を抜けていきます。国道をたどれば、香住の町をずっと貫いて、海岸線へ進みます。平地は少なく、すぐにアップダウンです。
奇観 かえる岩の表示を見て、行ってみます。どれだろうと迷う間もなく、カエルです。おお。

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2006/08/12 12 安木浜

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安木浜海水浴場前の自動販売機で水分補給です。目の前にきつそうな坂が見えるので休憩。



輪行写真
ジュースを飲んで、ボトルを満たすと、すぐに出発です。登る登る。登った先の景色は素晴らしいものでした。

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2006/08/12 13 ハサカリ岩

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登り登り、すぐに下りる。海岸線まで下りると小さな漁港。再び急坂を登り登り、下りる。この繰り返しです。
ハサカリ岩に到着です。フジテレビです。
但馬海岸は波蝕海岸風景です。ハサカリ岩は、レキ岩辻レキ岩層の地層にそって洞門が出来、洞門の天井の岩が落ち掛けて途中にはさまって止まっているものだそうです。

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2006/08/12 14 城崎温泉

輪行写真
竹野海岸からは海岸沿いの絶壁を這うように進む県道になります。
ここまでの海水浴場はどこも人がまばらで水が綺麗で良い感じでしたけれど、竹野海岸は車が多く観光地らしさがあります。竹野海岸で海水浴を楽しんで城崎温泉に一泊、のようなパターンなのでしょうか。



輪行写真
竹野海岸を後に、急坂を登ります。そしてまたすぐに下り。この下りがきびしい斜度です。海岸線まで下りてすぐに上り。この登りはひどい斜度です。ここまでは、淡路島で言うと土生の急坂のアップダウンが絶え間なく続くような感じでしたけれど、この坂はそんなゆるやかなものでなく、腕力を使います。六甲山より斜度がきついけれど、青垣ほどではないのでギアを落としきってゆっくり力を抜いて登ります。
激坂アップダウンの無間地獄は繰り返し続きます。



輪行写真
やがて、城崎マリンワールドを見下ろす場所に出ました。ようやくここまで。
マリンワールドまで下りきります。そうしてここからは平地です。城崎温泉まで10分程度もあれば着くでしょう。時刻表を見間違えてたときは13時には城崎にもどれるつもりでした。一本読み違えていて、一時間ずれているので、14時には戻れるつもりでいましたけれど、きびしいアップダウンでずいぶん時間を食ってしまいました。マリンワールドで14時5分過ぎくらいです。



輪行写真
城崎温泉街に入り、自転車を脇道に停め、時刻表を確認します。1451城崎発普通列車があります。40分ほど時間があるので、いつもの温泉に行くことにします。一番奥の外湯鴻の湯です。露天風呂で青空を眺めながらゆったり身体を伸ばします。
脱衣所の体重計で測ると、60.00kgと表示されます。うわ脱水症状直前かも。先週の旅行前は63.5kgでした。飯田からの峠越え三連発で一日で3kg体重が落ちたのは記憶に新しいです。今週よく食べて体重は62kg台まで回復していたはずなのに。
下着から全身、バックパックに入れてきた着替えに換えてさっぱりします。びっしょりのサイクルウェアはビニール袋に入れます。
駅に行き、1リットルほどお茶やジュースを飲みます。これで1kg戻ったかな。

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今日のルート

ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ(trk60812.trk trk60812.zip 15,138bytes)をカシミール3Dで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
総上昇量860m、距離は47.3km、移動時間2h46m、停止時間0h55m、最高速度51.5km/h、移動平均速度は17.1km/h、全体平均速度12.8km/hでした。
輪行写真


文市の小箱茶室ケーキ小箱LX紅茶読書[自転車]-[輪行164]/ 好み他伝言板blog

文市(あやち)=青野宣昭