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子乗せ表六甲ヒルクライム

輪行写真
子供を乗せて六甲山です。


誕生日

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昨日は誕生日で食べ放題でした。ケーキはもちろん、ラーメンに手巻き寿司。揚げたてアーモンドもバリバリ食べた結果、体重が激増えです。これは自転車で走って落とさねば、ということになりました。
朝、坂行の攻撃で仕方なく眼を覚まし、朝食です。やや眠いです。だらだらしてるうちに午前はどんどん過ぎていきます。明日は雨なので、今日のうちに少しは走っておきたいです。まあ、鶴甲あたりまで軽く行ってみようかと、出発することにします。


六甲ケーブル下

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家を出て、御影方向にふらふら進みます。阪急電鉄の線路沿いにゆっくり走り、高羽です。高羽の交差点を抜けるため、若草幼稚園から六甲病院まで登り上げて陸橋を通ったのですけれど、六甲病院までの登りで疲れます。けれど、高羽交差点からはもっときびしい上りです。神戸大学を上って行き、鶴甲を進むうちにもうきつくて腰に来ています。坂行の体重は素っ裸で9kgあります。オムツに服に靴に帽子にヘルメットと、10kgくらいはあるでしょう。ビアンキフレッタモノコックがサドルバッグにフロントバッグにライトにHAMAX KISS装着と、14kgはあるはずです。うーんパワーアシストママチャリ並みの重さかあ。鶴甲の一番上、六甲ケーブル下駅前に着いたときにはもうヘトヘトです。疲れ果てて休憩します。ウインドブレーカーを脱いで水をあおります。坂行は寝ています。六甲山、登るか否か。
以前ロードで登っていたときは、鶴甲は街中で、六甲山トンネル出口が上り始めで、そのあたりでは汗はかいていても疲れていたり腰が痛かったりするような感じではありませんでした。今日は鶴甲でもうだいぶきています。戻るか、進むかと思ううち、マウンテンかクロスバイクの人が休みもせずにすいっと登っていってしまいます。それを見て、これは負けていられないと、進むことにします。


新六甲大橋下

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ところが、なかなか身体が言うことききません。少しだけ待ってもらって、ケーブル下駅前で、LXを打ちながら呼吸を整えます。出発、嫁さんに言われて左を見ると、眼下に神戸港が展望できる見事な景色です。そういえば、周りの景色を見る余裕もありませんでした。
有料道路へ行く自動車とは別の道を上ります。一ヶ所、有料道路コースと十字路で交わり、信号待ちになります。ヒツジの看板などがある信号ですけれど、しんどいので信号の少し手前で足をついて休みます。六甲山トンネル出口までが遠いです。


六甲山トンネル出口

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六甲山トンネル出口まで登って休憩。すごい疲れます。ここからがスタートなんだけど。トンネル出口の休憩所の建物はなくなって更地になっていました。うう、昼飯休憩できるかと思っていたんだけど。嫁さんが持ってきていたアーモンドをかじりながら休みます。このアーモンドがなければハンガーノックになっていてでしょう。うーん、登れる気がしない。一人乗りでロードだったらいけるけれど、ビアンキフレッタモノコックにHAMAX KISSを付けて、明明後日満一歳の誕生日を迎える体重9kgの子供を乗せていると、なかなか身体をつかいます。


表六甲ドライブウェイ

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六甲山トンネル出口の「六甲山頂行き」の大看板からが表六甲ヒルクライムの本番コースです。六甲山トンネル出口は標高444m、六甲山最高峰は931m、途中のアップダウンを考慮すると、ここから500m以上は登るわけです。たっぷり休んで、アーモンドも食べたので元気を出して出発します。ここまで来たら登るしかないです。
予想よりきついです。HAMAX KISSは重心が低いせいか、走りは軽い感じなのですけれど、斜度のきつい上り坂では脚にずいぶん抵抗を感じます。くじけそうになりますけれど、途中、追い越していく自動車にガンバレと励まされ、だいぶ元気付けられました。
表六甲のカーブNo.の数字がだんだんへっていきます。50くらいから、六甲山上の丁字ヶ辻の手前のNo1までカウントダウンしていきます。六甲山上を東西に走る明石神戸宝塚線も、カーブNoで場所の見当がつきます。一軒茶屋がNo108と覚えておけば、どこまできているか感覚で分かります。
きつい斜度の急カーブを超え、厳しい登り坂の途中で、路肩の空いた場所を見つけ、呼吸を整えるために休憩します。ロードで何度か登っていても、こんな重い自転車で登ると感覚がわかりません。GPSを見てみますけれど、思考能力が低下しているのか見間違えます。まだあまり来ていないと言って、少し走るとカーブNo13でした。だいぶ登っていたようで、すぐに鉢巻展望台がありました。
思ったより登ってきていたようです。坂行は寝ていますけれど、鉢巻展望台で写真を撮ったらもぞもぞ起き出しました。相談して、六甲山上まで登ってしまってから坂行のお昼ご飯にすることにして、先を急ぎます。


丁字ヶ辻

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苦しい坂を登りきったら丁字ヶ辻です。坂行は走り出すとすぐまた眠ってしまっていました。自転車を停めると坂行は起き出します。丁字ヶ辻のベンチに座って、坂行のお昼にします。我々は、途中休憩でかじったアーモンドが昼食です。いやあ、疲れました。
以前坂行が生まれる前に二人で登ったときは、霧が流れていた記憶があります。今日は快晴と言ってよい晴天です。飛行機雲が綺麗に出ています。黄砂か、春霞でけぶっています。
身体はボロボロで、久しぶりに自転車で疲れています。今日はロードで登っている人を何人も見かけます。ロードと違って折りたたみ小径車です。しかもビアンキフレッタモノコックも、連れのBike Fridayもフロントシングルです。よくこんなのでここまで登ってきたなあ、と自分でも感心します。
六甲山上まで登り上げたためにハイになっているのか、どうせなら一軒茶屋まで行こうと決まります。
実際問題怖いのは下りで、表六甲を下るのは結構怖いです。連休のせいで自動車も多く、ドリフトして下りるような恐ろしい車も1台すれ違っています。六甲山牧場に行くのも魅力的でしたけれど、諏訪山を下るのはきついし、その前の斜度10%の登りも辛いです。有馬街道を下って平野に出るのはもっと恐ろしいです。そういう意味では、西宮に下るのが一番安全に下れる気がします。ぼくは二年前まで西宮に住んでいたので、細かい路地などのコース取りも不安がありません。なにより、帰宅するのが鶴甲に次いで楽です。
さあ、一軒茶屋だと出発します。


一軒茶屋

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坂行君が声を上げたので記念碑台でトイレ休憩です。ひなたでぽかぽかご機嫌になったので出発します。ここまでゆっくり登ってきたのに、急に下り坂でスピードが出て風が冷たく寒かったのでしょう。
坂行の機嫌が直ったので出発です。少し走ったら、また眠ってしまったようです。六甲山上を西から東に進む場合、難所はオルゴール博物館ホール・オブ・ホールズの横から六甲高山植物園にかけての登り坂です。六甲山上まで登り上げるのに脚を使い切っているので、この坂はこたえるのです。それ以外はすいすいと走って、一軒茶屋に到着しました。一軒茶屋周辺は沢山のハイカーがたむろしています。
一軒茶屋の自販機で飲物をごっそり調達して、六甲山頂まで登ります。


六甲山最高峰

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一軒茶屋から登りだし、さすがにすぐに降りて押しに切り替えます。後部座席に坂行が乗っているので安全第一です。最高峰に無事到着しました。
うわー、つかれたー。
記念写真を撮って、海側の展望に回ります。六甲最高峰で、坂行くんのオムツ替えです。贅沢だなあ。そんな0歳児です。
六甲山最高峰は、ワンコと一緒の人、寝転がっている人、ラジオを聞いている人、普通のハイカー風の人たち、様々です。坂行は一人元気に歩き回っています。見晴らしが良く、六甲アイランドや、昨日アーモンドを見に行った深江浜が良く見えます。坂行は黒い大きなワンコに大注目です。怖いもの知らずです。
時間は14時をだいぶ回ったので、ハイカーは皆下りて行きます。こちらもすっかり休んだので、ダウンヒルの準備をして下りることにします。
防寒で坂行を雪だるまみたいにくるんで、一軒茶屋まで押して下ります。お城のモールトン二人組さんが来てびっくり。MOKUのジャージでした。モールトンとはいえ、ここまで登るのはかなりきついはずです。すごいなあ。


EDDY MERCKXクロモリロード

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一軒茶屋の前まで下りて、支度をしていると、EDDY MERCKXクロモリロードの方と一軒茶屋の前でお会いしました。細身のホリゾンタルはとても格好良いです。なかなか渋くて良い感じのロードです。長田のヒラタサイクルにぶらさがっていたそうです。お子さんが先月生まれて、1ヶ月の女の子がいるそうです。ちっちゃいだろうなあ。しばらくお話ししてから、軽々と走って行かれました。いいなあ。
こちらも準備万端、下り始めます。


北山貯水池

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最初スピードを出しすぎると、向かい風が冷たくて、坂行が不満げに声をあげます。ブレーキを効かせてゆっくり走ります。坂行はすぐに寝てしまいました。六甲山をブレーキかけて下って下って、宝塚と西宮の分岐は西宮方面へと右折します。途中、桜の名所北山貯水池で一息つきます。ほとんど咲いていませんでしたけれど、つぼみはどれもほころびかけています。枝垂桜も少し咲いていました。1-2本満開に咲いている木があります。早咲き種なのかな。坂行は爆睡です。
最高峰から降りる途中、自転車で登ってくる方何人かとすれ違いました。この時間から登るのかあ。こちらは坂行を乗せているので、ゆっくりゆっくり下っています。後で嫁さんに聞いたら、時速27km/hくらいのスピードで下りていたそうです。ずいぶんゆっくりですけれど、安全第一です。
北山貯水池の周りを、ゆーっくりとサイクリングすると、疲れた身体に青空と湖面が気持ち良いです。これくらいゆっくり流すのもまた良いものです。


ビゴの店

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無事甲陽園まで下りきりました。甲陽園のビゴの店で、明日の朝食パンを調達します。途中急坂で、自動車が渋滞していたので、これ幸いと、休みながら下りられました。
ビゴの店で自転車から降ろしてずっと抱いていたら、なんとなく眼をさましました。


モルト・ボーノ

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岩園のモルト・ボーノで生パスタの夕食にします。坂行が食べられそうなメニューをチョイス。子供用のお皿やスプーンを出してもらい、分けて食べます。子供椅子に座ることはできるし、大声をあげたりしないのですけれど、椅子から乗り出してはいだそうとしたり、スプーンでテーブルを叩いたり、スプーンを落としたり。嫁さんが押さえて食べさせるのが大変です。叫び声を上げたり大声で泣いたりはしないので、おとなしいと言われるのですけれど、好奇心旺盛でちっともじっとしていなくて、椅子からテーブルに登りたがるのは困ります。今日はモルト・ボーノでは比較的おとなしく座っていることが多かったです。


スモモの花満開

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芦屋川の芦屋ぷりんとあっせの前の道を通り帰ります。途中、庭木のスモモの花が満開で綺麗でした。桜のように見えますけれど、よく見ると緑っぽいガクがあります。


BROMPTON発見

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岡本商店街まで帰り着きます。グルメシティで買い物して帰ります。岡本グルメシティの駐輪場に、BROMPTONが停まっています。いいなあ、BROMPTON。欲しいなあ。P6R-Xのブルーです。こりゃ高いのにしたなあ、ビアンキフレッタモノコックの倍ちょっとの価格のはずです。ここまで高価なのはいらないけど、M3Rで、フロントを44Tに変えるだけでいいんだけどな。
坂行のオムツが残り少ないので、ウェルシアでメリーズMを買うことにします。今日は全身疲れ果ててぐったりです。
久しぶりに自転車で疲れ果てるまで走りました。太腿にきていて、しゃがむのは辛いです。家に帰り着くと、もう何もできません。嫁さんがハーブティーをいれて、ケーキを出してくれました。甘いものが身体にききます。今日は本当に疲れた。六甲山はやっぱりしんどいなあ。でも、全身疲れ果てるまで自転車で走ったのは久しぶりで、これはやっぱり気持ち良いです。体重は一日で1.8kg減りました。


今日のルート

ハンディGPS「etrex VISTA 日本語版」のトラックデータ(trk90321.trk trk90321.zip 21,975bytes)をカシミール3Dで表示し、注記したものです。
まあ、イラストマップのようなものなので、正確な道や細部は、別途正確な地図をご参照ください。
距離は38.1km、移動時間3h17m、停止時間4h00m、最高速度35.0km/h、移動平均速度は11.5km/h、全体平均速度5.2km/h、獲得高度1198mでした。
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文市の小箱茶室ケーキ小箱LX紅茶読書[自転車]-[輪行181]/ 好み他伝言板blog

文市(あやち)=青野宣昭