文市の小箱茶室ケーキ小箱-C3000-[T-Time]\ LX紅茶読書自転車好み他伝言板blog

SL-C T-Time5.5

C3000写真
電子書籍の快楽ページでも触れています。当ページの写真はボケボケなので、原寸画像リンクは電子書籍ページでどうぞ。


ドットブックの憂鬱

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国内(いわゆる)PDA売れ行きトップを続けるSL-C3000ですけれど、ボイジャーはT-Timeの移植をしようとしません。ドットブックコンテンツを購入した読者にとって、T-Timeの没落の印象とXMDFコンテンツ購入への移行を促しているようにしか見えません。

実際、どちらかというとT-Timeを贔屓に思っているぼくも、電子書籍フォーマットはテキストかXMDFしか買わなくなってきています。ドットブック買っても、ザウルスやシャープのケータイで読むことができないのでは宝の持ち腐れです。

そんな中、T-Time5.5βが公開されています。Mac版だけなので、あまり話題になっていないようですけれど、なかなかいけています。
ページの画像ファイルでの書き出し機能が追加されました。しかも、表示で様々な小箱に合った指定ができるようになっています。
iPod Photo、ケータイ、PSP、デジカメ、フォトストレージ等での利用を想定しているのが分かります。


ケータイ(QVGA)での書き出し

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試しにA5504T用に書き出してみました。QVGAフルサイズだと、全画面表示から次の画像データに移動したときに全画面が解除されてしまうので、「QVGAでバイス」より「メモリスロット付き携帯電話」の方が良いです。表示品質は満足のいくもので素晴らしいです。
A5504Tでは、日付順ソートだと頁順が微妙に狂うため、実用にはなりません。残念です。


SL-Cシリーズでの閲覧

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SL-Cシリーズの場合は、「VGAデバイス」で書き出します。T-Timeのライセンスがないと、最初の10ページしか出力できません。5.5βでは、パブリッシャーズキットのライセンスでも大丈夫なので、久しぶりにパブリッシャーズキットを引っ張りだしてきて、登録します。
「百億の昼と千億の夜」を「VGAデバイス」表示で書き出すと、625ファイルのJPEGファイル、計43.8MBがフォルダに作られました。
SL-C3000にSDカードで移してimgview で閲覧します。なかなか快適です。


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文市(あやち)=青野宣昭