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●W32T

薄型cdma 1x WIN端末Opera入り。動画再生も楽しめます。

●GV-MVP/GX2で手間なし動画作成　（3/12/2005作成）
●W32Tで大容量2GB miniSD認識　（2/18/2005作成）
●W32Tで普通にiTunesの音楽再生　（1/17/2006更新）
●W32T - W21CAIIから機種変、薄型軽量になって一通り機能あり　（12/17/2005作成）
●Bookmarkletの登録（W21CAIIのときのページ）

GV-MVP/GX2で手間なし動画作成　(3/12/2005作成)

W32T写真
えるさんの影響で、アイオーデータのPCIスロット用TVチューナカードを購入しました。もちろん、MPEG4へのハードウェアトランスコードとMPEG2+MPEG4同時録画機能にひかれてのことです。
PC上で番組表をクリックして（毎週／スポット）録画予約をしておけば、MPEG2の動画データだけでなく、同時にMPEG4の動画データを作っておいてくれます。
MPEG4形式は色々選べるようになっていて、PSPやiPad用だけでなく、3GPPや3GPP2形式にも設定できます。これで3GPP2標準に設定しておくと、auケータイW32Tでその動画を再生できるわけです。
QVGAにできるので、通常のTV番組視聴なら満足できる画質です。GV-MVP/GX2は元々高画質録画できるのが活きてきます。
自動で録画して3GPP2形式までしてくれ、朝起きたらminiSDにコピーして、電車の中で動画再生できます。面倒な再エンコード操作だのなんだのは一切不要です。しかも画質音質十分です。

細かい手間をかける方が好きな場合は、CMカットなどするのもよいかも知れません。WindowsPC上では、操作性のよいCMカット用MPEG2動画編集製品TMPGEnc MPEG Editor 2.0やSceneCutter 2.0がありますので、これらを利用すれば、ストレスなくCMカット可能です。
CMカットしたMPEG2データを3GPP2などのMPEG4形式に変換するのも、GV-MVP/GX2付属のGVencoderを利用すれば、ハードウェアトランスコードにより高速に変換できます。手元のINIで携帯動画変換君で変換するより、GVencoderの方が半分の時間で変換終了しました。たとえば14分かかっていたのが7分で済むようになります。PCのCPU負荷も少ないので変換中にPCを普通に利用できます。

GV-MVP/GX2によるMPEG4同時録画機能は便利です。auケータイ動画だけでなく、ZaurusのZPlayerで快適に再生できるMP4形式も設定できます。以前は動画は手間がかかって面倒で、MPEG4に最初から録画できる機器は音質が悪かったり動画がカクカクだったりしたものですが、GV-MVP/GX2あたりでは、とにかく簡単で、すっかり隔世の感があります。アナログ停波までまだ5年以上あるので、しばらく楽しめそうです。PCやケータイの世界で5年といえば、技術革新でもう別物になっているのが常識なので、5年以上先の環境を組むのはもう少し様子を見てからの方がよさそうです。

W32Tで大容量2GB miniSD認識　(2/18/2005作成)

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大容量2GBのminiSDカードが入手できるようになってきました。TECICのものをW32Tに入れてみました。



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普通にそのまま認識して使えています。W32Tで問題なく読み書きできます。W32Tでの初期化はできませんでしたが、もちろん初期化された状態で販売されていますし、デジカメやPCで初期化可能です。PCでの初期化は松下電器産業が配布しているSDメモリーカード フォーマットソフトウェアを使えば良いでしょう。

2GBのminiSDには、QVGAステレオ動画で17時間分くらい入ります。いくらでも動画データを入れられる感じです。

W32Tで普通にiTunesの音楽再生　(12/25/2005作成)

W32T写真
W32Tでは、CDからiTunesに取り込んだ曲をそのままminiSDに入れて普通に再生できます。
iTunesはアップルのサイトから無料でダウンロードできます。Windows PCがあれば、快適に手持ちのCDからPCのハードディスク上に音楽データとして取り込めます。iTunes標準のエンコードはAACエンコードとなっています。このAAC音楽ファイルをW32Tに入れてやれば良いだけです。



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iTunesでCDからインポートした曲は、標準ではMy Documentsの中のMy Musicの中にiTunesフォルダが出来、その中のiTunes Musicフォルダの下に分類されて保管されています。



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該当アーチストの該当アルバムのフォルダの中に、トラックNo曲名のファイルがあります。拡張子はm4aです。これがAAC音楽ファイルです。これをminiSDにコピーすればよいのです。[編集]-[コピー]して、miniSDのAU_INOUTフォルダに貼り付けです。



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miniSDへの転送には市販のminiSDカードアダプタが便利です。USBに挿せばリムーバブルディスクとして認識されます。安価なものなので一つ購入しましょう。

このページで紹介している手順は、ややこしい著作権保護機能を使わないものです。miniSDカードアダプタも高価な著作権保護機能付きのものでなく、安価でコンパクトな普通に売っているものを使っています。(2006/1/17)




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PRIVATEフォルダの中のAU_INOUTフォルダにAACファイル（拡張子m4a）をそのままコピー貼り付けします。このAU_INOUTフォルダがケータイからみたPCフォルダになります。



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miniSDカードアダプタをPCのUSBから取り外す前に、タスクバー通知領域のアイコンからハードウェアの安全な取り外しを行えばファイルが壊れたりすることもありません。



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miniSDをW32Tに裏表間違えないように奥まで挿します。SDカードメニューからPCフォルダを選びます。



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miniSDに入れた曲が見えます。このままでは再生できないので、一度取込をします。



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ボタンを押して全件移動を選びます。



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取込先はSDカードを選択します。



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取込が行われ、PCフォルダからデータフォルダのサウンドへの移動が行われます。曲数が多いと時間がかかるので、miniSD簡易ファイラーなどを使うと取込作業も不要になって便利です。



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取込が終わったらデータフォルダを見てみます。



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iTunesでCDからAACファイルにした音楽はサウンドフォルダに標準では振り分けられるようです。
カーソルをサウンドの上までまず移動します。



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ここで、右上の電話帳ボタンを押してメニューを出し、オートプレイを選択します。これでサウンドフォルダに振り分けられた曲が順番に再生されます。
マナーモードにしているときは最初ボリュームゼロなのでボリュームを上げます。



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iTunesでCDから取り込んだ曲を綺麗に再生できました。購入して手許にあるCDなら、いつでもこうやってW32Tで聴くことができます。
iTunesで取り込んだなら、高音質(128kbps)の場合、3分の曲で3MBもの容量になります。本体メモリに取り込むとすぐに一杯になってしまうので、SDに取込をするわけです。256MBのminiSDならアルバム4枚程度ということです。大容量のminiSDが必要になります。
CDからPCのiTunesにインポートするときに高音質(128kbps)でなく、もっとビットレートを落としてやれば、ファイルサイズは小さくなります。着うたフルなどは大分低いビットレートになっています。64kbps程度ならW32Tで聞く分にそれほど問題ない人も多いかもしれません。もちろん、ビットレートを落とすと音質は悪くなります。



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カーソル上でボリュームアップ、カーソル下でボリュームダウンです。「EZweb／≫」ボタンで次の曲、「メール／≪」ボタンで前の曲です。
iTunesでCDから取り込んだAACファイルでは、早送り（カーソル右）・巻戻し（カーソル左）・一時停止（カメラボタン）ができません。これらの機能が必要な場合、携帯動画変換君で動画偽装形式3g2音楽ファイルを作ってminiSDに入れてやれば可能になります。

W32T - W21CAIIから機種変、薄型軽量になって一通り機能あり　(12/17/2004作成)

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いつの間にやらW21CAIIを買ってから7ヶ月目に入っていて、機種変をぼちぼち検討してみました。結局、W32Tの発売日に早速機種変しました。Operaが使えて定額通信できる機種の中から、Bluetoothが使えるW32Tを選びました。CAはカメラ機能が良く、ATOK+APOTが使いやすかったですが、W32TはカメラはAFでもなければ良くもなく、ATOKではありません。デジカメは自転車用に買ったLUMIX DMC-FX9があるのでW21CAIIでなくてもかまわなくなったのです。日本語変換は賢くなくなっても、ベル打ちができるので入力効率は悪くなっていません。むしろ良くなったかも。ベル打ちも、記号や英字の入力がメニュー選択でできるので、A5504Tの頃のように英字記号混じり文になるとストレスでやる気が失せるようなことはありません。



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W21CAIIの方が多機能なのに機種変したのは、W21CAIIへの依存が高じた結果です。PCサイトビューアでBloglinesやp2やGMailやアンテナを眺めていた頃はまだ良かったのですが、携帯動画変換君を利用して、音楽を聴いたり、Mac miniで録画したテレビ番組を観たり、インターネットラジオを聞いたりするようになったのです。



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ネックストラップでぶら下げっぱなしにしていると、W21CAIIではちょっと重いのです。もうちょっと軽い機種がいいなあ、動画や音楽を放り込んで再生できる機種なのはもちろんだけど、ということで、機種変することになりました。



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で、W21CAII用のINIで変換した3g2動画が再生できません。音楽はiTunesのAACファイルをそのまま放り込んで再生できます。
今は、こんな感じのINIで、動画や音楽を好きなだけ入れて楽しんでいます。

miniSDへの転送は、振り分けの手間を省くため、miniSD簡易ファイラーやftIndexerを使ったりします。
W21CAIIのときに利用していた偽装着うたエディタが便利で、miniSDへの転送では一番良く使っています。

1GB miniSDは、SandiskもLGのバルクも問題なく使えています。



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ファイルサイズ200KB未満ならminiSDに入れたテキストをそのまま閲覧できます。これはなかなか便利で、W21CAIIよりずいぶん良くなりました。文字の表示品質が良くなっています。サイズもワンキーで数段階に切り替えられます。％指定ジャンプもできます。これで単語検索ができてしおり機能があれば十分実用になるのに。残念です。

spltw32t.pl------------------------------↓
$maxsize = 190000; # for W32T
$cnt=0; $spt=1;
$base = $ARGV[0];
chop $base; chop $base; chop $base; chop $base;
open(OUT, ">$base$spt.TXT");
while($line = <>) {
	$cnt = $cnt + length($line);
	if  ($cnt > $maxsize) {
		$cnt = length($line);
		close(OUT);
		$spt++;
		open(OUT, ">$base$spt.TXT");
	}
	print OUT $line;
}
spltw32t.pl------------------------------↑
小説などは、こんなスクリプトで200KB未満に分割してから放り込んでいます。



W32T写真
MySync BizはすぐにW32T対応アップデータが公開されていました。全く問題なくOutlookとシンクロしてスケジュールを同期できます。Bookmarkletもそうですけれど、W21CAIIでの運用ノウハウはほぼそのまま踏襲できる感じです。
ベル打ちができるのでスケジュールの入力もGraffitiよりは素早く行えます。PIMという意味では、テキストビューアがあと少し必要な機能を備え、テキストエディタがあれば使い物になるのですが、惜しいものです。カレンダー機能のメモ欄もOutlookと同期するものの、漢字40文字で切り捨てられてしまうので、テキストエディタの代用とはいきません。



W32T写真
実のところ、W32Tくらい動画や音楽を再生できて、Operaを使い放題使えてBookmarkletも活用できれば、結構実用だったりしますが、テキストエディタとテキストビューアの点でお話にならないのが残念です。
そういうわけで、テキストファイルハンドリングマシンとのカップリングで利用する、というのがいい感じです。
au cdma 1x WINの通信網は現状のぼくの生活圏ではベストです。

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文市（あやち）＝青野宣昭